アジア太平洋地域を代表するライブデモンストレーション型循環器学会へ参加
世界のトップオペレーターによる実症例のライブ中継を中心とした、極めて実践的かつ教育志向の高い国際学会「SingaporeLIVE 2026」のレポートです。
「実際にどう治療しているか」「なぜそのデバイスを選択したのか」といった、普段はお目にかかれない臨床現場の意思決定プロセスをリアルタイムで学べる点が最大の特徴です。
2026年1月22日から24日までの3日間、シンガポールで開催された本学会には、アジアを中心に40か国以上から約3,000名もの循環器医師が参加。PCI、CTO、石灰化病変、構造的心疾患(SHD)領域において、最新の治療戦略とデバイス活用が共有されました。

CTO治療における医師の「思考プロセス」を学ぶ
CTO(慢性完全閉塞病変)領域では、単なるテクニック紹介ではなく、「なぜその戦略を選んだのか」という思考プロセスに焦点が当てられていたのが印象的でした。
- ・Antegrade / Retrograde / Hybrid戦略の判断基準
- ・ガイドエクステンション・マイクロカテーテルの使い分け
- ・失敗症例からのリカバリーストラテジー
また、ライブ中継では、予定通りにいかない場面が多く、オペレーターがリアルタイムで判断を修正していく様子が映し出されました。教科書では学べない「実際の臨床の揺らぎ」を体感できたことは、Singapore LIVEならではの大きな価値であると強く実感しました。
デバイスの性能を、過酷な現場での「最適解」へと繋ぐ
Singapore LIVE 2026での経験は、私にメディカルカンパニーの一員としての責任と誇りを改めて感じさせてくれました。
私たちが向き合っているのは、単なる製品のスペックではなく、命と向き合う医師の決断そのものです。CTOや石灰化病変といった困難な症例において、現場目線の提案がいかに重要かを学びました。
今回の学びをチームに還元し、医師にとって最も信頼されるパートナーを目指します。

